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頭・首・肩の症例

肩こりがひどいと出現する頭痛

この症状は5年前からあり、仕事が忙しかったり、肩が張ってきたなと感じた時に出てくるという。 症状が出たときには、市販の薬を服用しているが最近効果がなくなってきた。 楽になる時はお風呂に入ったり体を暖めた時に楽になるという。 この方の訴えを見ただけでも、筋肉が大きく関係している事が分かる。 触診を行うと後頭部の筋肉が硬くなっており、頚椎の2番目(C2)の関節の動きも悪くなっていた。 体のどの部分でもそうだが、関節が硬くなってしまうと筋肉がそれを補い、 結果筋肉に過度のストレスをかけてしまいます。 この時にどれだけ筋肉を緩和させてもまた再発してしまうのです。 この為、関節と筋肉にアプローチを行い、3回で症状が改善されました。

緊張性頭痛

上部頚椎から頭部にかけて太い神経(大後頭神経)が出ています。 この時、首の筋肉の間を通過していきます。何かしらの原因によってこの筋肉が硬くなってしまうと、神経を圧迫し、後頭部にかけて頭痛という症状になるのです。 カイロプラクティックでは、この筋肉に対するアプローチはもちろんですが、 その神経が出ているレベルの背骨にもアプローチをしていきます。 頭痛に対するカイロプラクティック治療は比較的効果が早めにでる事が多いと感じます。

頸椎の不安定性が関係している首の痛み

25歳男性が首が落ち着かなく、首の中が痛いと訴えて来院された。 この症状は5年前に空手をやっていた時にあり、1ヶ月前から再発したという。今は重い荷物を仕事をしていると悪化し、寝返りや長時間立ってるときつくなる。腕にかけての症状はない。 検査では、頚椎の3番から6番の関節間に痛みがあり、関節のゆるさがみられた。 首を反らす筋肉の緊張が強く、おじぎする筋肉の力が入りづらい。 また、関節のゆるさがみられた上下の関節は動きの制限がみられた。

治療では、緊張の強い筋肉を緩和するとともに、ゆるさのみられる上下の関節に対して施術をおこなった。経過は、初回から症状の軽減は見られた。しかし、お仕事の負担から一進一退が続き、おじぎをする筋肉のエクササイズを行っていただいた。6回目の施術時には首の落ち着かない感じと痛みは見られなくなった。

頚椎ハイパーモビリティー

今回の男性のように頚部に強い付加が何度も加わることにより、頚椎が動き過ぎないようにする役割を持つ靭帯がゆるくなってしまう。

その結果、筋肉が代わりに働き、緊張が強くなる。また関節の動きが悪い部位があると靭帯や筋肉へのストレスはさらに強いものとなってしまい悪循環がおこってしまいます。 このケースでは痛みを起こしている部位ではなく、上下の関節の動きの悪い部位と力の入りづらい筋肉に対して治療やエクササイズの処方を行い改善することが出来ました。

良性発作性頭位めまい(BPPV)

57歳女性が肩こりとめまいを訴えて来院された。 この症状は半年前から始まり、朝ベットから起き上がる時や、体位を変えた時に顕著に見られるという。 耳鼻科で診察を受けたが、特に大きな問題はなくストレスが原因ではないかと言われたという。 神経学検査で、聴覚(内耳神経)は問題がなかった。 しかし、平行をつかさどる三半規管のうち、右後半器官の機能低下が見られ、頭部を右後ろに倒すとめまいと眼振が誘発された。

良性発作性頭位めまい(BPPV) に対するカイロプラクティックアプローチ

エプリー法という方法で、三半規管の耳石にアプローチをかけ、右後半器官を賦活させる刺激を与えた。 また頚椎に強いねじれと筋肉のしこりがあったのでそれらに対してもアプローチしました。 症状は週に2回の治療を3回続けたところ改善しました。

良性発作性頭位めまい(BPPV)とは

この症状は、身体のバランスをとる三半規管の問題で起こります。 三半規管の中には『耳石』というものがあり、これが転がる事で平行感覚を保つのですが、何かしらの原因でこの耳石に異常をきたすとめまい感がでてきます。 この為、この耳石の位置さえ正常に戻してやれば症状は消えます。 その方法としてエプリー法などの簡単なエクササイズがあります。 しかしカイロプラクティックはこういった治療法だけではなく、普段から頭の位置が曲がっていれば当然、耳石の位置も変わってきますので頭部の位置を正常に戻すといったアプローチも加えて行います。

突然開かなくなった顎

32歳、女性の方が突然顎が開かなくなったということで二子玉川周辺で顎の施術をしている整体院を探して、二子玉川カイロプラクティック ライフプラスに来院。 顎が開かなくなる数日前にハンバーガーを食べようとして大きく口を開けたところ、左の顎から「ポキッ」という音がして若干痛みが走った。しかしその痛みも違和感も長続きすることなく、ハンバーガーもそのまま食べ続ける事が出来たので気にすることはなかった。 その後も数日間は全く問題がなかったが、今朝朝食を食べようとしたら口がほとんど開かなくなってしまっていることに気付いた。無理やり開けようとすると痛みを伴い、開ける事が出来ない状態。

初回来院時には開口が指一本分にしか入らない状態

検査によって左側の咬筋(顎をかみしめた時に硬くなる筋肉)と側頭筋、口を閉じる為に使う内側翼突筋が異常に緊張状態にあることが確認されたので、これらの筋肉をマッサージではなく筋膜リリースというテクニックを使用して緊張を緩めた。 これによって口が指3本ほど開くぐらいまでに回復。しかしまだ全開ではなく、顎が鳴るのと痛みが残っている。 私生活において痛みが伴わないように、食事の際は食べ物を小さく切るなどの対策をとってもらうことに。

2回目来院時は指が2本入る程度に減少。しかし痛みや違和感は改善傾向

引き続き筋膜リリースを行い、今回は顎周辺だけではなく、全身のバランスを整えるように施術。これによって指が4本入るまでに改善し、痛みもほとんど気にならなくなった。 その後、施術期間を開けても症状の再発がないかの確認をするも、口を全開に開けられるようになり痛みや音が鳴るということもほとんど無し。

カイロプラクティックによる顎の施術

顎の治療というのは歯医者やマッサージ、整体、鍼灸でも取り扱っていることが多いですが、いまいちどこに行ったらいいのか分からない方が多いようです。 カイロプラクティックでは基本的な検査の他に、カイロプラクティック独自の検査方法がございますので、的確に原因をみつけるとこができ、それに対する施術も可能となっており、非常に多くの改善例がございます。 もし歯医者や整体などでの改善が見られない場合は一度二子玉川カイロプラクティック ライプラスにご相談ください。